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東京食散歩
東京近郊への食のデイトリップ

東京食散歩 ~江戸から東京へ~
時代とともに、食も文化も移りゆく。
けれど変わらないものもある。
江戸の四大料理といわれる寿司、天ぷら、蕎麦、鰻。
そして「江戸前(東京湾)」で手に入る食材を活かした鍋や煮物。
江戸から始まり現代まで、新旧の東京っ子たちに愛されてきた食の数々。
東京のローカルフードを旅のモチーフに、フーディーたちの食散歩が始まる。

テーブルの上の一皿を通じて突出した個性と出会う

  • テーブルの上の一皿を通じて突出した個性と出会う - 寿司Nishiazabu Kamikura(Nishiazabu)
  • テーブルの上の一皿を通じて突出した個性と出会う - 寿司職人Nishiazabu Kamikura(Nishiazabu)

なぜ寿司屋になったのか?
その問いに対し、寿司職人 上倉孝史は「料理好きな自分が、お客さまと対面で料理をしたいと考えたとき、思い浮かんだのが寿司だった」と語る。
磨き上げられた一枚板のカウンターの向こうで、一人の「料理好き」の笑顔が、フーディーたちを迎えてくれる。
寿司屋の起源である江戸の屋台。
きっと江戸の寿司屋でも、屋台越しの店主の顔には、そんな笑顔が浮かんでいたのだろう。

  • なぜ寿司屋になったのか? - 巻きずしNihonbashi Toyoda x Jyanoichi Honten
  • なぜ寿司屋になったのか? - 寿司職人Nihonbashi Toyoda x Jyanoichi Honten
  • なぜ寿司屋になったのか? - 暖簾Nihonbashi Toyoda x Jyanoichi Honten
  • なぜ寿司屋になったのか? - 料理Nihonbashi Toyoda x Jyanoichi Honten

幕末文久3年(1863年)。屋台から商いを始め、以来160年の長きに渡って江戸の粋を伝えてきた日本料理店がある。
時は変わって明治22年(1889年)
日本橋の魚河岸で、同じく屋台から商いを始め、今に伝統の江戸前鮨を伝える寿司屋がある。
東京という街の食の歴史を誰よりも知る、老舗2店。
店主たちのコラボレーションを通じて、江戸から受け継がれる東京の料理について、フーディーたちに語ってもらった。「煮切り」、「旨み」、「出汁」。そんな言葉が飛び交う、特別な一夜。

五感で食を感じ、学び、遊び、語る

食事会Inshokujuku(Shinjuku)

わさびShizuoka

その地の食文化を理解するには、食べること、食材を知ること、そして自分の手で料理してみることも大切だ。
いまや世界中で食される「寿司」。
この「寿司」を、自分の手で握ったことのあるフーディーはどれほどいるだろう。
寿司を通じて、東京の食文化により深く触れるため、フーディーたちは山間のワサビ田を訪れ、また職人養成学校で寿司の作り方を学んだ。
きっと帰国後、彼らは家族や友人に自らの「握り」体験を語るに違いない。
東京のフードシーンの思い出として。

東京近郊への食のデイトリップ

箱根湯本までのマップ

海を越えて、世界中を食べ歩くフーディーたち。
美食を求めて見知らぬ地へ旅すること。
そのこと自体もまた彼らの楽しみのひとつだ。
そんな彼らにとって、わずか数時間の日本国内の移動が、どれほど旅の障壁となるというのだろう。
東京の食を堪能する合間に、フーディーたちは隣県神奈川へと訪れる。
心躍る食体験を求めて
<アクセス>
東海道・山陽新幹線にて東京駅から小田原駅まで約30分。そこから箱根登山線にて箱根湯本まで約15分

東京の食のルーツへ - 鍋料理Hakone Kawadoko Gyunabe Ukon(Hakone)​

東京の食のルーツへ - わさびShizuoka

東京の食のルーツへ - 新幹線でのお弁当

参加インフルエンサー

Joe Sasto - プロフィール画像

Joe Sasto

シカゴ出身のシェフ及びフードインフルエンサー。ミシュラン星付きレストランでの経験を元に、アメリカで自身のレストランを経営し、料理番組の審査員も務める。世界で最も人気のあるリアリティ料理番組の1つである「トップ・シェフ」にも出演しトップ3を獲得したこともある実力の持ち主。

Joe Sasto - ツアー画像

「日本が島国であることを考慮すると、新鮮な魚介類を使った日本食に注目しやすいが、今回のツアーを通じて、再び日本食が驚くほど多彩であることを学んだ。日本にしか存在しない食材や料理がたくさんあり、地域や店舗によっても独自の味やサービスを追求し提供している。それぞれが最高のクオリティであることに感動した。」

Michael Chen - プロフィール画像

Michael Chen

アメリカ在住のYoutuber/フードインフルエンサー。複数のフード関連のYoutubeチャネルを所有し、その中でも「Strictly Dumpling」は世界中で多大な人気を誇る。FacebookやYouTubeなど、ソーシャルメディア上での優れた業績や功績を称える賞、Shorty AwardsのBest in Food部門にもノミネートされた。

Michael Chen - ツアー画像

「東京のフードシーンを覗くことは、伝統と革新が見事に融合した素晴らしい旅となった。特に江戸前寿司は、日本訪問時には絶対に味わうべき逸品であり、新鮮な地元産の魚介類を使った寿司職人の技が光る独自のスタイルだ。あなたも東京の豊かな食の伝統を堪能することができるだろう。寿司以外にも、賑やかな屋台から五感を刺激する優雅な懐石料理まで、東京の食の風景は本当に多彩だ。一皿一皿が丁寧な下ごしらえと文化的な意味を持ち、東京での食事は味と職人技の忘れられない探求の場となる。
ラーメンのシンプルな一杯の香りの深さや、寿司のネタの繊細なバランスなど…。
シンプルな一杯のラーメンの香ばしい深みも、寿司ネタの繊細なバランスも、東京のフードシーンは美食への愛を物語る。」

JP Mercado- プロフィール画像

JP Mercado

カナダ出身のデジタルクリエイター/写真家。プロのカメラマンである彼は、撮影を通して、食に命を吹き込む。世界有数のシェフや料理ブランドと協業し、それぞれの料理に秘められた芸術性やストーリーを魅惑的な映像に変えて世に送り出している。

JP Mercado - ツアー画像

「東京は、私たちグルメ愛好家にとって楽園のようだ。ただし、あまりにも選択肢が多いため、本格的な料理を探すための時間を取ることが最大の課題である。事前に入念にリサーチすれば、今回出会ったレストランのように、日本の外からみた場合の大きな知名度はなくても、卓越した料理の伝統を受け継いでいる店を見つけることができるはずだ。東京を訪れる際には、是非長年愛され続ける東京独自の食のレガシーを楽しんで頂きたい。」